スタッフブログ

小倉 

棚卸しと部品庫の整理

[2019/03/26]

スタッフ:
小倉 
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メンテナンスTips
弊社は毎年この時期決算の為、棚卸し業務を行います。
もちろんただ数量をカウントするだけでなく、在庫部品の棚卸しをしながら整理もします。
昨年新店舗に移転する際にかなり整理したので今回は比較的早く終わりました。
時折懐かしいパーツが出てきて手が止まる・・・なんて事は家の片付けと同じですが。

弊社の部品庫は4畳半程のスペースに棚をコの字型にレイアウト。
動線を考え、種類、目的別に配置しています。
同業者の方に見られても恥ずかしくないよう、日々整頓しています。
まだまだ気に入らない部分も多く、要改善です・・・
あるのか無いのか、もっと直感的にアクセスできるようにしたいところです。
左側は定期交換部品
(各種フィルター類、ベルト、スパークプラグ、ブレーキ関係、よくある修理でよく出る部品・・・)
常時2台分以上のストックをしていますが、ピークには切らせてしまう事もあり、見直しを進めています。

部品庫も当初は充分なスペースに思えましたが、新型車(エンジン)も出て暫くすると在庫すべきパーツが色々分かってくるのでどうしてもモノが増えていきます。
この時期に合わせてここに必要なものとそうでないものの取捨選択をやっておきます。
右側は油脂類、バッテリー、ショートパーツ等々。
PCJのガイドラインに則ったピッキング用トレイスペースも確保。

最近はディーゼル車が増えてきたので尿素水もよく出ます。
尿素水の車両側タンク容量は17リッターで消費量は大体1000キロ/Lです。
メーターにUREAメッセージが表示されても故障でない場合は残走行距離が表示されます。
しばらくは走れますが早めの補充をお勧めします。
出番の少ないパーツや何だか良く分らないモノは2階の別スペースへ移動。
これらの多くはいずれデッドストックとなります。
ここには私が入社する以前から引き継がれてきた謎のパーツが色々あります。
↑の爆弾のようなモノはハイドロサスペンション用スフェア。
色と形状から随分昔のモノのようですが、適用車種は不明です。
どこのお店でも大なり小なりこういったデッドストックが発生しているのではないでしょうか。

世間では食品ロスが問題視されていますが、自動車業界でも使われずに捨てられていくパーツが多いと聞きます。
パーツを設計する人、作る人、運ぶ人、ここへ来るまでに掛かっている多くの方の労力を考えると中々捨てるという事が出来ないんですよね。
何とか活用出来れば良いのですが。

小倉 

指定整備開始と自宅PC修理など

[2019/02/26]

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小倉 
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プライベートダイアリー
昨年春から取り組んでいたシトロエン栗東の指定整備事業認可取得(民間車検工場)
ようやく念願の「指定整備事業者」として業務を開始しました。
これにより車検でお預かりした車両は陸運支局への持ち込みを省略して当店にて完結。
回送に伴うリスク回避とお預かり期間の短縮も可能となり、お客様の利便性も向上します。

弊社は今後もアフターサービスの設備・技能向上に力を入れていく方針です。
指定整備導入もその一環。
お車ご購入後のサポートもご安心ください。
輸入車は特に定期的なメンテナンスが不可欠です。
何事が無くとも節目節目での現状把握をお勧めします。
話は変わりますが・・・長年愛用してきた自宅のパソコン。
最近動作が重くなり、時々起動に数時間も掛かるようになってきました。
「ハードディスクが壊れかかっているから早くバックアップを取れ」とのエラーメッセージも出現。
仕方なくハードディスクを交換することにしました。

自分で交換すれば数千円、店に頼めば数万円掛かるので迷わずDIY。
今回で2度目の作業となりますが、念の為手順をネットで検索し、そのままパーツも発注。
近頃は何でもネットで完結するので助かります。

このパソコンもそろそろ10年目
愛車は21年目・・・
気に入って愛着のあるモノはしつこく修理して使う主義なのです。
裏蓋を開けてハードディスクを交換します。
今回はドライブのイメージバックアップを取っておいたので復旧も簡単でした。
手順は合っているはずなのですが、それでもちゃんと起動するまではいつも不安です。

そういえば日常業務でも従来のアナログな仕事に加え、近頃は各種ECUのプログラム書き換えや同期、データーの取り出しといったデジタルな仕事が格段に増えてきました。
修理書や配線図の検索をはじめ、プジョーシトロエンジャポンとのやり取りや会議も全てパソコン経由です。
整備士の仕事も随分変わったものです。

「勘と経験」だけで行う故障診断だけでは通用せず、取り込んだデーターから基準値と測定値を元に不具合の根拠を正確に説明できる事が求められる時代になってきました。
電動化の流れの中で今後この傾向は益々大きくなっていく事でしょう。
油にまみれて寝板でクルマの下に潜り込む・・・といった従来の整備士のイメージは過去のものとなっていくのでしょうか?

時代遅れの整備士とならぬよう、常に新しい技術を取り入れていこうと肝に銘じました。

小倉 

懐かしのクルマ雑誌達

[2019/01/22]

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小倉 
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プライベートダイアリー
↑は私が中学生時代に愛読していた雑誌の一部です。
以前実家の私物を整理していた時に見つけ、捨てられずに持ってきました。
他に新聞の切り抜きや折り込みチラシ等も大量に発掘。
当時子供が集められる情報源といったらその程度のモノしかなかったのです。
何度も何度も繰り返し読んでいたので今でも内容を鮮明に覚えています。
この情熱をもっと他の事(勉強とか)に向けていれば良かったのですが・・・
今となっては当時の広告も興味深いところです。

T社⇒名曲をもじった「Fly me to the Redzone」(レッドゾーンに連れてって)
  「レッドゾーンまで0.98秒!」「もう待つ必要は無い!」「舞い上がろう!」 
N社⇒「クールに乗れ」「ハーフスロットルの美学」「心の冷却装置をONにしろ」

当時ライバルだった大手2社の対照的なコピーもひたすら高性能をアピールして買い手を煽っています。

どの広告も燃費は申し訳程度下に小さく書いてあっても環境の事なんて一言も書いてありません。
流行りのキーワードは「CD値」「デジタルメーター」「ターボ」「ツインカム」といったところでしょうか。

クルマへの憧れの根幹はコレです。
どちらも昭和52年発行とあるのでまさにスーパーカーブーム真っ只中ですね。
主役は当然このクルマ。ドアを開けた画像ばかりですが・・・
左の「大百科シリーズ」は昭和の少年には定番だったので懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。
シトロエンのコーナーもあります。
この時代の少年誌らしく全ての車種のスペックに最高速度が記載されています。
公称値なのかは?ですが、当時の少年達にとって馬力や排気量などはどうでもよく、最高速度が全てでした。

あれから多くの雑誌が廃刊となり、書店から消えて行きました。
今や当時から出版されているクルマ雑誌は数えるほどしかありません。
クルマ離れで趣味としての優先順位が下がった事と紙媒体の衰退が原因でしょうか?
80年代のように魅力あるクルマが安価で沢山販売されたらまた盛り上がってくるかもしれませんね。

小倉 

指定整備審査終了

[2018/12/27]

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小倉 
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メンテナンスTips
先週陸運支局の専門官による指定整備導入の審査を無事終了しました。
車検の完成検査の実技試験は自分でもほぼ納得の出来栄えで専門官の評価も上々。
聴き取り審査も緊張してしまったものの、事前の予習が功を奏し、何とかボロを出さずに済みました。
その後専門官は支局にこの案件を持ち帰り検討。
問題が無ければ大阪の陸運局に上申。
申請が通れば来年2月頃には晴れて「指定整備事業者」として認可される予定です。

指定整備事業者として認可されるメリットですが・・・
自社で車検作業を完結出来る為、預かり期間の短縮が図れることです。(陸運支局への現車提示不要)

陸運支局は土日祝が休みであり、弊社は月曜が定休日。
その為週末にお預かりした場合預かり期間が長くなっていました。
今後は短期間車検等も考慮に入れた在庫部品の見直しも進めていくつもりです。

長い実績期間でしたが、導入から審査まで一連の工程を担当させてもらえた事は貴重な経験となりました。
同僚のサポートに感謝です。
今後は国の検査業務を代行する立場の為、制度の厳格な運用が求められます。
「知らなかった」では済まされないので、常に新しい法令を熟知しておかなければなりません。
まぁ、きちんと法令順守を行っていれば何の問題も無いので真面目にやっていこうと思います。
お陰様で8月から交代で始まったシトロエン栗東全スタッフによるブログも半年を迎えました。
そろそろネタが枯れて困っているスタッフも出ている様子。
そこで来年からは一部ローテーションを変更する事となりました。
サービススタッフへの負担が軽減され、ホッとしているスタッフも居るとか居ないとか・・・
来年も弊社ブログにご期待ください。

小倉 

自動車整備業界について思う事

[2018/12/06]

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小倉 
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先頃国土交通省の自動車整備主任者・自動車検査員の法令研修を受講してきました。
この研修は認証工場、指定工場の担当者に毎年受講が義務付けられている恒例行事みたいなものです。
大体いつも関係法令の変更点、各種通達、支局からの要請といった内容です。

最近気になるのは各種研修会の参加者の年齢層。
少子化の影響か、若手が減ってきていますね・・・
そういえば振興会会報の記事も「人手不足・若者に整備士の魅力をPR」云々の内容が目立ちます。
JITCO(公益財団法人 国際研修協力機構)のHPを見ると外国人技能実習制度の中には自動車整備も入っている模様。
業界の人手不足は以前からチラホラ言われていましたが、現状は思っていたより深刻な様子です。

私がこの業界に入った当時、自動車業界は絶好調で整備士に憧れる若者も多く、私もその一人でした。
当時から自動車整備士は3Kならぬ4Kな職種(危険、汚い、きつい、給料安い)と呼ばれていましたが、それでもこの仕事を志したのはクルマが好きだったから。
この仕事はその人が本来持っているセンスや手先の器用さ、中でも性格的な部分で同じ仕事をやっても出来映えや作業スピードが大きく変わってきます。
その為実力は単純に経験年数だけでは測れない部分も多く、そういった職人的な要素にも魅力を感じていたわけです。
その一方いつも感じるのは自動車整備士の社会的地位の低さ。
人の命を預かる立派な仕事であり、まじめに志を持って努力している方々も沢山おられるのに残念です。

「職業に貴賤なし」と言われていますが現実には存在していることに無力感を感じてしまいます。
今は人手不足で空前の売り手市場、条件の良い仕事から順番に埋まっていくので若手や素質のある人材が回ってこないのも当然でしょう。

国内の需要が先細りしていく中、10年後この業界はどうなっているのでしょうか?