bonjour ^_-☆
皆様こんにちは、メカニックの中嶋でございます。
いつもシトロエン栗東のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆様輸入車のほとんどが義務付けになっているOBDと言う自分の不調を
診断する機能があることをご存知ですか?
車をコンピューターで制御するようになり、電気信号で細かく管理する
ことで、目にみえない部分が多くなりました。
そのため、故障した時に何が悪いのか診断するのが難しくなりました。
そういった問題などを解決するために開発されたのが「OBD」というシステムです。
日本語では自己診断機能と言う意味になります。
簡単に言うと、車の異常をその車自身が感知する仕組みです。
例えば、エンジンに何らかの異常が発生した場合、コンピューターが
「異常の発生を記憶」して、チェックランプを点灯させたり警告音を
発したりしてドライバーにしらせます。
異常が発生した車両が入庫すると、車両に備えられているOBD専用の
コネクタ(DLC)に、シトロエン専用のテスターをつないで異常の内容
を読み取ります。コンピューターに残された異常の記憶を取り出し、
データを修理に役立てるわけです。因みに、OBDは「OBD2」オービーディ
-ツウ)にバージョンアップし、規格を世界共通化にしたことで、故障
箇所や故障内容の解析が容易にできるようになり、これまでよりスムーズ
に修理を行えるようになりました。
OBD2にはいろんな機能がありますが次回に説明させて頂きます。
今年も残り10日あまり、良い年が迎えられるよう、頑張って行きます。