ソファーセットにテレビ、ステレオ、百科事典、トロフィーや旅先の思い出等が並んでいます。
この時代にこういったモノを揃えられる人はほんの一握りだったのではないでしょうか?
生活の欧米化はこの頃から急速に広がったそうです。
床じゃなく椅子に座る文化・・・
私は畳でゴロゴロ出来る方が好きですが。
余談ですが以前趣味で自分の育った地域の古地図を集めていました。
入手先は主に図書館の郷土資料室であったりネットオークションです。
国土地理院の地形図なら1年刻みで閲覧でき、写しももらえます。
当時の住宅地図なんかはかなり貴重です。
昭和初期から現在までの町の移り変わりを遡って追っていくと様々な発見があります。
山と里道しか無かった地域に集落が出来、集落と集落を結ぶ道が主要道となり、やがてそれを避けるようにバイパス道路が出来ていく・・・
初めから都市計画で作られた町と違い、継ぎ足しを繰り返して現在の姿となった町はまるで生き物の様です。
新しい道路や線路が出来る一方で廃道、廃線も発生。
現地を訪れるとその痕跡が残っていたりしていてノスタルジーを感じます。