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いよいよ梅雨も明けたようで、今日は気温が高く暑いです。
年々厳しくなる日本の夏、今年もこれから暑くなるのでしょうね。
気温は40℃近くまで上がり、炎天下で車内の温度は50℃を超える
ほどまでに上昇します。
そんな時に車内を適温に保つカーエアコンが突然壊れたら
命にかかわる一大事です。
しかしエアコンの標準装備が一般的になった現在でも
その仕組みについて、あまり知られていないのが現状です。
エアコンが車内を冷やす原理は、液体が蒸発する際に
周囲の熱を奪う「気化熱冷却」と云う性質を利用したもの。
注射前にアルコール消毒した箇所が、スーっと冷たく感じるのが
蒸発する際に起こる気化熱冷却です。
車のエアコンとはいえ、その仕組みは家庭用エアコンとほぼ同じです。
車を永く使われると、接合部分の劣化が進み、漏れる量が多くなる
傾向にありますが、2~3年でガス不足になる程度ならば正常範囲内といえます。