今年も私の家の庭に植えております「ムベ」が沢山実を付けました。
11月に入り、少し赤紫色になってきました。
「ムベ」は不老不死の実と呼ばれているようです。
琵琶湖に東岸に位置する、滋賀県近江八幡市で
昔から「ムベ」と呼ばれる、伝説の果実が栽培されていました。
ニワトリの卵よりやや大きく、熟すと実が赤紫色になり
「食べると長生きする」という言い伝えから”不老長寿(不死)の実”
といわれ、古代から昭和50年代まで皇室に献上されていたようです。
その後は一旦途絶えましたが、平成に入って復活し
献上されているとのことです。
最近はメディアでも取り上げられて、ムベを求めて
全国からやって来られる人も後が絶えないようです。
それで昨日は定休日でしたので、食べ頃となったムベの実を
1個採って縦に割ると、中身の果肉は半透明の粘り気のあるゼリー状で
果汁と共に、無数の黒い種がいっぱいでした。
種が多い為、種と分離して食べるのは難しく、種ごと口に含んで
舌でしごくようにして、種を吐き出しました。
味は酸味がなく、強くはありませんが
まったりとした甘さが口に広がり美味しかったです。