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小倉 

自動車整備業界について思う事

[2018/12/06]

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小倉 
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先頃国土交通省の自動車整備主任者・自動車検査員の法令研修を受講してきました。
この研修は認証工場、指定工場の担当者に毎年受講が義務付けられている恒例行事みたいなものです。
大体いつも関係法令の変更点、各種通達、支局からの要請といった内容です。

最近気になるのは各種研修会の参加者の年齢層。
少子化の影響か、若手が減ってきていますね・・・
そういえば振興会会報の記事も「人手不足・若者に整備士の魅力をPR」云々の内容が目立ちます。
JITCO(公益財団法人 国際研修協力機構)のHPを見ると外国人技能実習制度の中には自動車整備も入っている模様。
業界の人手不足は以前からチラホラ言われていましたが、現状は思っていたより深刻な様子です。

私がこの業界に入った当時、自動車業界は絶好調で整備士に憧れる若者も多く、私もその一人でした。
当時から自動車整備士は3Kならぬ4Kな職種(危険、汚い、きつい、給料安い)と呼ばれていましたが、それでもこの仕事を志したのはクルマが好きだったから。
この仕事はその人が本来持っているセンスや手先の器用さ、中でも性格的な部分で同じ仕事をやっても出来映えや作業スピードが大きく変わってきます。
その為実力は単純に経験年数だけでは測れない部分も多く、そういった職人的な要素にも魅力を感じていたわけです。
その一方いつも感じるのは自動車整備士の社会的地位の低さ。
人の命を預かる立派な仕事であり、まじめに志を持って努力している方々も沢山おられるのに残念です。

「職業に貴賤なし」と言われていますが現実には存在していることに無力感を感じてしまいます。
今は人手不足で空前の売り手市場、条件の良い仕事から順番に埋まっていくので若手や素質のある人材が回ってこないのも当然でしょう。

国内の需要が先細りしていく中、10年後この業界はどうなっているのでしょうか?