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小倉 

ドライブレコーダー取り付け位置考察

[2019/10/29]

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小倉 
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近頃弊社ではドライブレコーダーの取り付けが急増中です。
販売車はもちろん、車検や点検での同時作業も多く、機種によっては品薄となっている物もあるようです。

さて、近年ラインナップに加えられる車両には例外なくフロントガラス中央に各種センサーを収めたユニットが設置されています。
今回ご紹介するグランドC4スペースツアラーにもレインセンサーやマルチファンクションビデオカメラを収めるユニットがフロントガラス中央上部に鎮座。
これがドライブレコーダーに映り込む為、取り付け位置に悩まされる事になります。
グランドC4スペースツアラーやグランドC4ピカソの場合、
「フロントガラス上方から20%以内で視界の妨げにならずレンズがワイパーのふき取り範囲内、かつ画角がしっかり確保できる」
の全ての条件を満たす設置場所の確保は中々難しいものがあります。
①上方から20%以内⇒スライディングバイザーを降ろした状態の上端から約21cm以内に取付ステーを貼り付け
②視界の妨げにならない場所⇒必然的に助手席側
③ワイパーのふき取り範囲内⇒助手席側のワイパーブレードが短い為、取付ステーからレンズまでの距離を稼げる機種が有利
※右側のブレードはマルチファンクションビデオカメラ部分をカバーする為長くなっています。
なお、保安基準上は①と②の条件は必須なので③は妥協せざるを得ない場合があります。

※配線を固定する貼り付け式のクランプの取扱い
ガラスの透明部分⇒貼り付け不可
ガラスの黒セラ部分(ドット状で透明部分がある場合)⇒貼り付け不可
ガラスの黒セラ部分(真っ黒で透明部分が無い場合)⇒貼り付け可
となります
取り付け位置は
①助手席Aピラー側
②中央ルームミラー寄り
③運転席Aピラー側(参考)
が考えられますが、どこに付けても一長一短です。
以下、それぞれの場所に設置した場合の画像とインプレをご紹介します。
①助手席Aピラー側
長所⇒ワイパー拭き取り範囲内に設置しやすい
   右方向の画角が確保できる
短所⇒カメラを左側に寄せる程Aピラーが映り込み、左方向の死角が増える
   助手席正面の目線付近にカメラが設置される為同乗者の視界が悪くなる
②中央ルームミラー付近取り付けの例
長所⇒視界の妨げを最小限に抑え、スッキリした取り付けが可能
短所⇒右方向がほとんど死角になる
   ワイパーの拭き取り範囲外で水滴が映り込む 
③運転席Aピラー側(参考)
長所⇒ドライバー目線で実体験に近い映像が撮れる
   水滴の映り込みが少ない
短所⇒ドライバーの正面目線付近にカメラがある為視界の妨げになる
   右へ寄せる程Aピラーが映り込み右方向の死角が増える


巷を騒がす例の事件の影響か、ドライブレコーダーに求められる役割も「交通事故時の状況映像」から「交通トラブル時の被害証拠」へと変わってきた事を実感。
依頼いただく機種に「前後タイプ」が圧倒的に多い事からも問題の深刻さがうかがえます。
後方からドライブレコーダーの液晶画面やシルエットが見えれば抑止力にもつながるはずですが、心の冷却装置が故障した人には効果が薄いようです・・・
交通ルールとマナーを守った運転で標的にならないような防衛運転を心掛けたいところです。
自衛の為とはいえ、なんとも世知辛い世の中になったものですね。