華道や茶道など、いろんな道には、流儀が存在します。
フランス人の考え方にも、流儀が存在します。
日本人の考え方や価値観との相違が、新鮮で面白いところ。
電車に乗るにも、切符を購入する必要もなくなり、定期券がスマホに入り。
便利さの裏側で、ありがたみなど感謝の気持ちが薄くなったようにも感じます。
どこかのポケットかカバンに入っているはずのキーがあれば、開錠されボタンを押せばエンジンが始動する。
クルマをこれから使おうか。というにはあまりにも軽薄な気持ちに陥りそうにもなります。
シトロエンC3の流儀。
キーを手に握り、ボタンを押して開錠。
ステアリング下のキーシリンダーにキーを差し込み、キーをひねってエンジンが目覚める。
クルマはさすがにオートチョークの時代から乗るようになりましたが、
オートバイだと、寒い季節なんかはチョークを引いてエンジンを始動。
エンジン回転計の指す数値やエンジンの音を感じながら、引いたチョークを戻す。
さあ、今から出発するぞ。という手間が楽しみのひとつだったような気が今更ながらしています。
目覚めの儀式を経て走り出すシトロエンC3。
クルマを運転する楽しみがひとつ増えたような気がしています。
エンジンを始動させるひと手間が、ココロを穏やかにする時間。
華道や茶道にも通じるところかもしれません。